HOME > 浜松の暮らし

浜松の暮らし

浜松の名前の由来

010.jpgかつて浜松は、背臥牛と呼ばれていたが、呼びにくい呼び名であるため、浜松という名前に改名された。
集落の前が浜で後ろが松の木で覆われているため、この名前がつけられた。

背臥牛は、アイヌ語でシュムシュムウシという。鯨油を搾った処という説もあるが、シュムは油だけではなく、偉大なという意味もあり、景観偉大なる場所との意味で呼び始めたのではないかという説もある。

窓岩が牛が臥せているようにみえるため、この呼び名がついたという地元の人の話もある。

浜松の漁

浜松では、昆布、タコ、ホッキ、さんま、サケ・ます、ウニなど年間を通じて多様な漁が営まれている。主要な漁は昆布漁であり、浜松全戸で行われている。その他の漁の形態は各戸によって異なる。

011.gif

012.jpg【昆布漁】
・浜松でとれる昆布は、ナガ昆布、アツバ昆布(加工用昆布)、ネコアシ昆布(ダシ用、松前漬け)と多様な種類の昆布がある。漁期は、6月の棹前昆布(ナガ昆布の若いもの)に始まり、10月のネコアシ昆布に終わる。

・浜松でとれる昆布はすべて天然のものであり、10m以上もある竿に絡めたり、引っかけたりして採取する。

・昆布の出荷先は、関西、沖縄、中国などであり、昔のコンブの浜値は、63円/kg?94円/kgだったが、現在は1,000円/kgとなっている。

浜松地区の漁師と屋号

浜松地区には、25戸の4代目、5代目の漁師たちが漁業を営んでいる。
各戸にはそれぞれ屋号を持っており、識別のために魚箱や馬に屋号の版を押していた。

fisherman.jpg

※「浜松地区の漁師と屋号」はPDFファイルでご覧いただけます。