2009年04月12日
浜松の漁
浜松では、昆布、タコ、ホッキ、さんま、サケ・ます、ウニなど年間を通じて多様な漁が営まれている。主要な漁は昆布漁であり、浜松全戸で行われている。その他の漁の形態は各戸によって異なる。
【昆布漁】
・浜松でとれる昆布は、ナガ昆布、アツバ昆布(加工用昆布)、ネコアシ昆布(ダシ用、松前漬け)と多様な種類の昆布がある。漁期は、6月の棹前昆布(ナガ昆布の若いもの)に始まり、10月のネコアシ昆布に終わる。
・浜松でとれる昆布はすべて天然のものであり、10m以上もある竿に絡めたり、引っかけたりして採取する。
・昆布の出荷先は、関西、沖縄、中国などであり、昔のコンブの浜値は、63円/kg?94円/kgだったが、現在は1,000円/kgとなっている。