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2009年04月12日

浜松の昔

005.jpg・浜松の入植時期は定かではないが、明治初期と言われている。現在のように多様な漁は行われておらず、昆布漁のみであった。港の整備もなく、出漁の都度、船を巻き上げていた。
昔と比べると、現在の浜は随分短くなっている。昔は昆布乾燥は砂浜で行われていたが、砂の付着した昆布は売れなかったため、牧草地を砂利に変え、砂利の上で昆布を干す形態となった。

東后エイ(東后家の先代)や浜辺浅次郎(浜辺家の先代)らが浜松で一番古い人物といわれている。

岡本よしごろう
浜松近辺の地主で、有力な権力者であり財産家であった。長節から昆布盛まで土地を所有していたとされる。浜辺浅次郎が岡本よしごろうの秘書のような役割で、昆布採りをしていた。

コンブ
当時は、昆布を製品として出荷していたわけではなく、戦争の火薬の用土として国に売っていた。

組合
昔の組合は、石盛組合という名前であり、落石組合という名前になったのは昭和に入ってからである。

軍艦
終戦前に、浜松の海上にアメリカの軍艦が来ている。