おちいし界隈[落石の暮らし]
(2011年04月06日 13:51) by footpath


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1880(明治13年)年開局。駅逓としてからの長い歴史があり、現在の局舎は5代目。
明治初期(当時は民家が3、4軒)に駅逓として開局した北海道でも歴史のある郵便局。局長の廣田博さんも歴史、懐かしいものが好きで個人的に収集している。それらを局にあるコミュニティスペースで展示をしたり、手持ちの古いカメラで地元の小学生に写真を撮影してもらい、コンテストをしたりと活動。地域に根差した郵便局である。
荒涼として何もないようなところだけど、高台から見下ろす港の景色がよく、朝陽・夕陽・虹・海霧と自然現象を美しくさせる景観。とくに霧の切れ間に見える風景が幻想的で、それは日々の勤務に変化をつけてくれる。


<画像:kurashi018.jpg>オリジナル消印は、50円以上の切手を購入すると押せる。北海道のふるさと切手や、各郵便局オリジナルポスト型はがき(180円)とともに記念になる。




慕喜俚囲荘 きがる
旧落石郵便局舎に29畳の畳を敷き、地域住民が使える集会所としている。「ボッキリ磯」という古い地名と「気軽」に集まれるということから名づけられていて、普段はカラオケを楽しんだりお酒を飲んだり、地域の人が集う場所になっているそうだ。落石計画というアートの活動や中国の清華大学の研修旅行などの活動に使われたこともあり。

<画像:kurashi019.jpg>




落石駐在所
<画像:kurashi020.jpg>TEL0153-27-2151


「落石は今まで勤務した他のどの場所より自然が濃い」と笹川淳巡査部長。やはりサカイツツジや花のシーズンは観光客が多くなる。岬までの道程が複雑なせいか、道を聞かれる方が多いという。今でもドラマ『北の国から』のロケ地と知って訪れる方も。これには驚き。夜のパトロールの時、偶然見かけたサンマ漁船のたくさんの灯りはキレイで今でも印象に残っているという。




株式会社 兼由
<画像:kurashi021.jpg>TEL0153-27-2231 創業●1915年(大正初期)前後 水産物の加工および販売

新鮮なサンマを産地根室で加工。
食べやすい一口サイズで美味しく
持ち運びが楽で、お土産に最適。



大正初期に漁業経営から始まり、昭和にはサケ・マス、サンマを主とした漁業会社として成長。平成に入ると水産加工品の製造業として事業展開させている地元落石の企業。豊富な海の幸を新鋭の製造ラインで加工、商品管理を徹底し、全国へ届けている。
http://www.kaneyoshi.jp




エトピリ館
<画像:kurashi022.jpg>TEL&FAX 0153-27-2772 営業●9:00?17:00(年末年始をのぞく) 落石ネイチャークルーズの受付、待合い所。霧娘商品の製造・販売。→http://www.ochiishi-cruising.com/
<画像:kurashi023.jpg>
http://www.ochiishi.or.jp/shop/product.php?c=kirikko


2007(平成19)年に地元、落石・浜松・昆布盛漁業者の妻たちで結成。エトピリ館を本拠地に味自慢・腕自慢の6人が、地元の新鮮な海の幸を使った商品の製造販売をしている。また北海道有数のタコの水揚げ港で、メンバーのほとんどが家業でタコ漁を営んでいるため、ミズダコ・ヤナギダコの商品化、販売促進に力を注いでいると代表の小谷鈴子さん。




落石漁業協同組合
<画像:kurashi024.jpg>TEL 0153-27-2121

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